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COLUMN
コラム

2026.01.08
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犬・猫が食べると危険!中毒を起こす食べ物

こんにちは、横浜市港北区新羽にある『港北にっぱ動物病院』です!

「人間の食べ物をちょっと分けただけ・・・」
「床に落ちていたものを、目を離したすきに食べてしまった!」

こうした日常の小さな油断が、犬や猫にとっては命に関わる中毒事故につながることがあります。
今回は食べると危険!中毒についてお話したと思います。

犬・猫が食べると危険!中毒を起こす食べ物

まずは、少量でも命に関わる可能性がある代表的な食べ物を確認しましょう。

ネギ類(タマネギ・長ネギ・ニラ・ニンニクなど)

ネギ類に含まれる有機チオ硫酸化合物は、犬や猫の赤血球を酸化させ破壊します。

起こりうる症状

  • ハインツ小体性貧血
  • 元気消失
  • 赤黒い尿(血色素尿)
  • 黄疸

⚠️加熱しても毒性は消えません。
スープ、ハンバーグ、炒め物、エキス類もすべて危険です!

チョコレート・ココアー

チョコレートに含まれるテオブロミンは、犬や猫では代謝・排出が非常に遅く体内に蓄積します。

主な症状

  • 興奮、落ち着きがなくなる
  • 震え、不整脈
  • けいれん
  • 重症例では死亡

⚠️ カカオ含有量が高いほど危険性が高くなります。

キシリトール(ガム・タブレットなど)

摂取すると、インスリンが急激に分泌され、重度の低血糖を引き起こします。

特徴

  • 摂取後30〜60分で症状が出やすい
  • 嘔吐、ふらつき、虚脱
  • 大量摂取では急性肝不全のリスクも

特にボトル入りガムの誤食事故が多く報告されています。

ーブドウ・レーズン

原因物質はまだ完全には解明されていませんが、少量でも急性腎不全を引き起こすことがあります。

✔ 安全とされる摂取量は存在しません
✔ 皮・干しブドウ・パンやお菓子に含まれるものも含めてNG!

中毒以外にも危険性があるもの

飲み込むと危険なもの

鶏の骨・魚の骨ー

→ 砕けると鋭くなり、消化管を傷つける恐れがある
→ 喉に詰まりやすく、窒息事故が起こる恐れがある

猫に特に危険な観賞用植物

ユリー

猫にとっては猛毒花瓶の水を舐めただけでも急性腎不全を起こすことがあります。

中毒の原因になる観葉植物は他にも多くあります。お家に置く前に、ペットにとって安全かを確認することが大切です。

調理法や量に注意が必要な食品

食品リスク正しい対策
生卵(白身)ビオチン吸収阻害加熱する
生のイカ・魚ビタミンB1欠乏必ず加熱
牛乳下痢犬猫用ミルク

治療について

誤食した物や症状に応じて、以下のような治療を行います。

  • 催吐処置
    胃の中の内容物を吐かせる処置
  • 活性炭投与
    毒物を吸着し、体外へ排出

⚠️早期来院が治療の成否を大きく左右します。

もし食べてしまったら

「様子を見る」は非常に危険です。以下を確認し、すぐに動物病院へ連絡し受診しましょう

  • 何を食べたか(製品名・成分、パッケージなどあるとより良い)
  • どのくらい食べたか(おおまかでもOK)
  • いつ食べたか
  • 現在の症状
  • 吐物や残骸(あれば持参)

❌ 自己判断で吐かせようとするのは絶対にNG
大量のお水を飲ませたり、無理やり口の中に手をいれようとするのは危険です

最後に・・・

犬ちゃん・猫ちゃんは、人にとって安全なものでも中毒を起こしてしまうことがあります。中毒は、早期に処置を行うことで重症化を防げるケースが多いです。少しでも異変を感じたら、迷わずご連絡・ご来院ください。

動画もあるので是非見てみてください😸🐶