COLUMN
コラム
「うさぎの体調不良の見分け方ガイド」
こんにちは、港北にっぱ動物病院です!
今回はうさぎさんの体調不良や原因、対処法についてご紹介していこうと思います。
🐰小さなサインを見逃さないために
はじめに、うさぎさんは体調不良を隠す子が多いです。
だからこそ飼い主さんが日々の小さな変化に気づいてあげることが命を守るカギになります!
🐰体調不良のサイン
うさぎさんがいつもと違うと感じたらまずはこれらをチェックしてみてください!
・食べる量が減った/食べなくなった
・うんちが少ない/小さいなど
・隅で丸くなって動かない
・体温が低い/高い
・おなかが張っている/歯ぎしりが多い/毛づやが悪い/涙・鼻水
・呼吸が早く苦しそう
🐰見逃しやすいポイント
「乾草は食べないけど、ペレットやおやつは食べてるから大丈夫?」
→要注意!乾草はうさぎさんの主食。歯や胃腸にトラブルがあるサインかもしれません。
最初はおいしいペレットやおやつなら食べたけど、症状が進んでくると好きなものも食べられなくなるかも。
早めのサインに気づいてあげることが大切です!
「うんちは小さいけど、出てるから大丈夫?」
→うさぎさんのうんちは毎日確認できる重要な健康指標
うんちが小さいのは胃腸の動きが弱まっている可能性が高いです!
ご飯の量が減ったり、元気がなくなって動かなくなるなどの症状が同時に見られることも多いです。
「じっとしているのは眠いだけ?」
→体が冷たい/熱い、呼吸が荒い、食べないなど体調不良だと思われるサインが他にもみられる場合は迷わず病院に行きましょう。
🐰日常で観察できること
・毎日の食欲チェック(飲水量もチェック)
・うんち/おしっこの色や量、形など
・ケージから出したときのテンションの違い
・日々写真や動画を撮っていつもと違うに気づけるように!
🐰まとめ(経験談)
私もうさぎを飼っているのですが、以前ご飯を食べなくなり、体温も低いという状況になったことがあります。
その時は飼い始めたばかりで、今どんな状況なのか自分の子は大丈夫なのか心配で仕方ありませんでした。
その時の診断は日頃からフルーツやおやつを多くあげすぎてしまった事による軽度うっ滞でした。
可愛いからおいしそうに食べてくれるからという理由でおやつをあげすぎていたことを、その時すごく後悔しました。
そのあとおやつをチモシー原材料のものにして、甘いおやつはたまにあげるご褒美にすると、どんどん回復してお腹を頻繁に壊すこともなくなりました!
うさぎさんは環境のストレスや食事などさまざまな要因で体調を崩しやすい動物です。そして体調不良になってから重症化するまでのスピードもとても早いので、飼い主の私たちが見守って変化にいち早く気づいてあげなければなりません!
もしお家の子が少しでもいつもと違うなと感じたら迷わず病院に行きましょう!
「当院はうさぎさんの診療も行っておりますので、うさぎさんとぜひご一緒にご来院ください!」
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